60代のクレンジング

ここ十数年でアクティブな60代の方が増えてきたようです。自分の趣味に没頭したり、興味のある場所に出かけたり、お友達とも頻繁に会ったり…

年齢を気にせず自分の好黄な事に邁進する姿は素敵ですね。

その為化粧品業界では60代向けの方のためのラインも増えてきていますが、それと共に併せて考えたいのがクレンジングです。
化粧をした限りは落とさないといけませんが、60代で選びたいクレンジングとはどのようなものでしょうか。

肌は年齢と共に敏感に傾いてきます。その為60代では低刺激なクレンジングを選びたいところですが、肌への負担が軽いクレンジングはその分洗浄力が劣ります。
低刺激な物を使う場合は自分のメイクがきちんと落とせるのか確認、場合によってはメイクを薄くするという対策も必要になります。

クレンジングには大まかにオイル、ミルク・クリーム、リキッド、バームのいくつかのタイプがあります。

中でも洗浄力が強く手早く落とせるのはオイル。ただ肌への負担が大きく、敏感がちな60代の肌では却って乾燥や肌荒れなどのトラブルを起こす可能性があります。特別なイベントなどで濃い目のメイクをした時などにたまに使う・植物由来のオイル成分が使われているものを選ぶなどの工夫が必要です。

ミルク・クリームは比較的低刺激で使えるので60代にお勧めです。またクリームタイプはマッサージクリームの役割も兼ねているものものあるので、ごわついて来た肌をほぐしてスキンケアの効果を高めたいという方にも向いています。

リキッドはオイルとミルク・クリームの中間位の洗浄力があり、オイルよりサラッとしている使い心地が気に入っている人も多いです。ただ水分が多いため指で肌を擦ってしまいがちに。濃いメイクを落とそうとゴシゴシしてしまわないように注意が必要です。

最後にバーム。これは比較的新しいタイプでバームとは軟膏と言う意味です。半固形状でミツロウ・ワセリンなどを主成分としているので、オイルに近い洗浄力がありながら、オイル程肌に負担をかけずに使えるのが特徴です。

このようにタイプによって洗浄力・肌への負担・使い心地は全く異なってきますので、60代で選びたいクレンジングはこのタイプ！と言い切れない面があります。
自分のメイクの濃さや肌環境・使い勝手などから、ぴったりな物を見つけてみて下さい。