乾癬、アトピー性皮膚炎に効く水施設 フランス

乾癬をご存知でしょうか。乾癬の症状は、まず皮膚が赤く盛り上がり、その部分の上にやがて白い垢が付着しては、ボロボロとはがれ落ちていく、皮膚病の一種です。頭皮や膝、肘など刺激が強い部分に出来やすいといわれています。また、眼球と口唇以外ならば全身どこにでも発疹がでるそうです。ただ、死に至る病気ではなく、自然療法でも治るとされているそうです。

さて、フランス中西部のラ ロッシュ ポゼ村には、古くから皮膚のケアに用いられてきた水が湧き出ているそうです。この水を利用して、1905年にラ ロッシュ ポゼ ターマルセンター、その後1913年フランス医学アカデミーより「皮膚科学的ターマルセンター(水治療センター)」として認定された施設があります。年間1万人の患者が訪れ、アトピー性皮膚炎、湿疹、乾癬、創傷、瘢痕など、皮膚トラブルに対応するケアを、9名の皮膚科医や、精神科医理学療法士、リラクゼーションセラピストたちが行なっているそうです。

なんとも、興味深い施設です。