子供のアトピーは入浴剤にも十分注意を

先週、千葉に住む小6の甥が夏休みを利用して一人で遊びに来ていた。この子は小さい時からアトピーがひどく、食事などは十分に気をつけていたつもりだった。

入浴を済ませてウチの息子たちと一緒に寝たと思ったら、30分ほどして息子が血相を変えて飛んできた。あわてて子供部屋へ向かってみると、甥が顔を真っ赤に腫らしているではないか。

服を脱がせてみると顔から胸にかけて真っ赤になっていたが、甥は顔よりも頭が痒いという。

本人が病院から処方して貰っている軟膏を塗ってあげたら少し収まってきたのでその日はそのまま寝かしつけて、翌日念のため近くの皮膚科へ。

医師曰く前後の状況からして入浴剤が原因ではないかとのこと。アトピーの場合入浴剤に反応することがままあるらしい。

確かに帰ってから調べてみると市販のよくある入浴剤で、香料の他にタール色素も含まれていた。このタール色素は入浴剤をお湯に入れた時に赤やオレンジにぱーっと広がるものだが、人によっては蕁麻疹や皮膚アレルギーを起こしやすいのだそうだ。

アトピーの子を持つ親はこういうところにも気を配らねばならず大変だなぁと思ったひとコマであった。