カンジタってどんな病気?

カンジタという名前を初めて聞いたのはたぶんエイズ報道でだったと思う。エイズはご存知のように免疫力が落ちていく病気で、免疫力が落ちることで様々な病気を発症しやすくなってしまう。その代表的な症状としてカンジタが紹介されていたように思う。

もともとカンジタは常在菌と言われるもので私たちの周りに数多く存在している。通常は免疫機能によって私たちの体は守られているので症状が発症することはないが、お年寄りや手術後など抵抗力が弱まっているときに感染してしまうことがある。これは他人から感染する感染症とは違い、もともと自分が持っているカンジタ菌に感染してしまうことで、これを自己感染と呼ぶのだそうだ

よくカンジタというと性感染症と混同されやすいのですが、性感染症よりもこうした自己感染で発症することが多いようだ。(性感染症などで性器にカンジタの症状が現れることを特に性器カンジタと呼んでいる)

性器カンジタの場合、その症状は他の性感染症と区別がつかない場合も多いようで、専門医で検査を受けることで病名が分かる場合も多いようだ。